Synopsis
アルヴェルト王国において前代未聞の平民の聖女就任は、様々な人物を突き動かすことになった。
王太子であるアズナヴェルは思っていた。
「平民の聖女には苦労があるだろう。俺が守らなければ」と。
第三王子であるスヴェルツは思っていた。
「平民の聖女には苦労がある。自分が助けにならねば」と。
公爵令嬢であるラルーナは思っていた。
「平民の聖女には苦労がある。私が支えにならなければ」と。
しかし彼らは気付いていなかった。王国内に、聖女に不満を抱いている者が特にいないということに。
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