Synopsis

2029年年末。 世界終焉調査機構を名乗る組織が、突然世界滅亡と再生の宣告を下した。 すなわち、2030年年始と同時に宇宙の定理が乱れてラグナロクが発生(世界が滅亡)するが、ラグナロクチェンジャーの存在により一度は救われると宣言したのだ。 年始、実際にその通りのことが起こり、世界は滅亡すると同時に程なく再生した。 既に危機が進行していた人類にとって滅亡の体感は衝撃的だったようで、彼らは更に刹那的になり、各地で激しい争いが起きた。 すなわち、既存の価値観による自由主義と権威主義の争い。 更には人類活動の膨張に伴う、人類対自然環境との争い。 最後に二つの争いを解決するための進化を求める勢力と、既存の安定を求める勢力との対立が同時に進んでいった。 20世紀最大の天才・アルベルト・アインシュタインは「第三次世界大戦がどのような戦いになるかは分からないが、第四次世界大戦は石と棍棒で行われる」とコメントしたと言われるが、彼をしても複数の世界大戦が同時に進行する事態は予想できなかったのである。 一方、進化を求める勢力……すなわち世界終焉調査機構は独自に未来に向けた取り組みを発表。 更なる世界滅亡を回避するために、太平洋上に巨大な方舟テオゴニア号を浮かべて、独自路線を歩むことを宣告した。 時方悠は、2030年世界滅亡の際、強大な意識の暴走を起こし、長い眠りについた。 2年後に目覚めた悠は、世界の滅亡とそれに伴う世界の変容を知り、世界の真理……ラグナロクチェンジャーを知るべく旅を始める。 それは新しい世界を目指す旅でもあり、世界の終末の形を探す旅でもあった。

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Kakuyomu
Kakuyomu01/07/2025
  • Current僕等のラグナロク