Synopsis
ある日、アパートの隣の部屋に二人の宇宙人が引っ越してきた。
『宇宙人』といっても、頭がおかしい人間という意味じゃない。本物だ。連中は黄緑色の肌に真っ赤な目をした、どう見ても地球外生命体そのものだったのだ。
ファーストコンタクトは、普通のインターホンの音から始まった。何も考えずにドアを開けたおれが目の前の光景に度肝を抜かれたことは言うまでもない。驚きすぎて、自分が何を言ったのか覚えていないが、たぶん相槌を打つことくらいしかできなかっただろう。
一分か二分ほどの挨拶を終えた連中は、あっさりと隣の部屋に入っていった。残されたおれは呆然と床に座り込んだ。どっと湧き上がる疑問を脳が処理しきれなかったのだ。
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