Synopsis

寒風に潮の香りを感じながら突きつけられたのは、嘘か本当か。 知人に紹介されたアルバイト先で出会った「三神先生」に一目惚れしたのが大学入学すぐのことだった。 物腰柔らかく、一分の隙もない三神先生とのもどかしい距離感に忍び寄る影―――。 乱暴に揺さぶった華奢な身体、無断で早鐘を打つ鼓動、誰にも言えない関係。 時折訪れる【マロウド】での時間がバラバラになりそうな自分をかろうじて繋ぎ止めていた。 誰かに迷惑をかけることでしか、人は人を好きになれないのか。 まだ、海は見えない。

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Kakuyomu
Kakuyomu10/01/2024
  • Currentここから海は見えない