Synopsis

1974 年、名画『モナ・リザ』に一人の女性が赤いスプレー塗料を噴射した。なぜ、彼女は行動に及んだのか。女として、障害者として、差別の被害と加害の狭間を彷徨いながら、その苦しみを「わたしごと」として生きるひとりの、輝きの足跡。 第15回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞後最初の書き下ろし作品! 【主な目次】 プロローグ 一章 恩情と締め出し――『モナ・リザ展』と障害者 二章 道徳律の思春期――補装具とストッキング 三章 バリケードの青春――大学闘争と美共闘 四章 女たちの叛乱――ウーマン・リブの誕生 五章 草原の裸体――リブ合宿開催 六章 拠点の旗揚げ――リブ新宿センター開設 七章 産むか産まぬかは女が決める――優生保護法改悪阻止闘争 八章 女への不信――怒れる障害者たち 九章 惨めなわたし――車椅子と歩道橋 一〇章 わたしに罪はない――裁判闘争 エピローグ 引用資料・参考資料 謝辞――「あとがき」にかえて

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