Synopsis
『ティラノサウルス』
約7000万年から6600万年前の白亜紀に存在していたという恐竜のことだ。
主な生息地は北アメリカ大陸。日本にも化石が見つかったという報告がある。
その生態は化石が発掘されて以降多くの謎に包まれた存在だったため、直立だった説や走行が困難だった説、羽毛が生えていた説など議論が絶えなかった。
今から語る物語はとある発見がきっかけで、ティラノサウルスという存在が未来で蘇り、過去の想像から大きく変わりだした世界。
南極や北極、永久凍土にて氷塊の中に保存されていたティラノサウルスが複数見つかったのだ。
それらを持ち帰った科学者はクローン技術によって復元に成功し、品種改良にも成功。人間世界に適応させるように学習させ人語を理解し話せるようになった。生活の中で力仕事を手伝うティラノサウルスが存在するレベルまで発展している。
そんなティラノサウルスでも闘争本能は生き物としての性か当然残っている。
それを補うために人間と同じくオリンピックのようなスポーツで戦わせていくのだ。
一番のメジャーは最速の王を決めるティラノサウルスレース。
王者を目指す物語を綴ろう。
登場人物
ソラマメ
青色の未成竜ティラノ。他の子と比べると小柄。
人間の走る姿を見るのが好き。
好きなお肉はこんがり焼いた肉を食べやすく切り分けたもの。
ソラマメはランナーとして生まれ育ったわけじゃない。
力仕事専門で育ったたが、実は昔から物を落としたり壊したりと不器用で細かい作業が苦手で未成竜でもお仕事をする子が多い中、
どんなに頑張っているけど失敗ばかりで落ち込む事が多かった。
気分転換の散歩で見た勇人の楽しそうな走りに惹かれて元気を貰っていた。
勇人に今度は元気をあげる番だと約束をする。
渡海 勇人《とかい はやと》
陸上部の元期待の新人。ソラマメと初めて会ったのは中学生。
天才、秀才ではなく努力家。無茶で脚が故障中。
爆笑すると両手で叩く癖がある。
昔の勇人は誰にも相手されなかった独りぼっちだったことが多かった。
彼は走る事と勉学に努力をした事で褒められて存在を認められたと思い、更に高みを目指し始めた。
…その結果自分の身体を壊してしまい昔のように速く走る力が無くなってしまった
走れなくなった彼の周りと以前のような関係は戻る事は難しく心の中では喪失感が大きく絶望していた。
そんな中でよく観戦しに来てくれたソラマメがいたので「もう走らない」と教えるために声をかけに行く。
しかし返ってきた答えに彼は驚いてしまう。
だが言葉は勇人にとっては自分を必要としてくれているんだという救いの言葉だった。
いつも見ていてくれたソラマメから願いまで求められたら別の道で頑張るしかないと新たな道を進む。
成竜と未成竜の設定
成竜(17歳〜)
公式レースに参加が可能である。正式なパートナー契約をした人間がいないと出走は出来ない。雄の部と雌の部で分けられている。
未成竜(〜17歳)
非公式のレースが多い。数少ない公式レースを開催されることもあり今後可能性が感じられるティラノをスカウトするためにプロが視察しにくる。
パートナー契約
ティラノサウルスのトレーナーとしてコンディション確認やトレーニング、レースの受付、レース中の小型インカムでの指示などが出来る。
契約の絶対必要な条件としてお互いを信頼し合っている事である。
Serialization Info
Web Novel