Synopsis
明治元年。幕府直轄の消防組織、定火消しが廃止されることとなった。
定火消しの火消し人足、臥煙である藤三郎と太助は、商売替えの見通しが立たず、仕事上がりに入った飲み屋で、酔っ払いの男、小坊主と出会う。
小坊主は「藤三郎にそっくりの男の話がある」と、落語『火事息子』を話し出す。
飲み屋に居合わせた客たちと共に、急場しのぎの高座での落語を聞いて、一時憂さを忘れた藤三郎。自分が置かれている状況は変わってなどいないというのに、明るい顔つきになった太助と共に飲み屋を後にする。
Serialization Info
Web Novel