Synopsis
『アルティラ。あなたには申し訳ないが、私との婚約はなかったことにしてくれないか』
まだ言われていないにもかかわらず、伯爵令嬢アルティラには、婚約者の侯爵令息クロアの台詞が予想できた。
王子の側近である彼は、アルティラを王子の側室に捧げる気なのだと、容易に想像できた。
彼女はクロアを揺さぶり、試す。果たしてアルティラの愛した婚約者は、彼女の嘘に気づいてくれるのか。
※「どうせ破談になるのなら、その本性を暴きたい。」に言及のある辺境伯令嬢、アルティラ視点のお話です。
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