Synopsis

とある大陸に、「魔王」と呼ばれる者がいた。 侵略され、革命の炎を燻らせる国々を独立させたり。 自由を奪われ、家畜や道具のように扱われる奴隷たちを解放し、彼らに自由を取り戻して彼らだけの街を作ったり。 列強国に奪われた小国の国宝を力づくで奪い返し、列強国に単身で戦争を吹っかけたり。 己が思うがまま、誰よりも自由に生きたその者は自ら「魔王」と名乗り上げたために、「魔王」とは凶暴な程に好き勝手な生き様を示すことができる強者の、代名詞のようなものとなった。 これは「魔王」を名乗るとある人物の、旅と物語の記録。 「誰かのための物語は、その誰かの魂が行き着きたいと願う場所への道標のようなもの。私は、そんな物語を描いて後世へと残し、未練によって未だこの世を彷徨い続ける〈還らずの魂〉たちを、彼らの帰りたい場所へと還したいのです」 ・「序章 : 魔王奉還物語」──〈物語〉を創る魔王の、はじまりのお話。 ・「第一章 : 夢見し蝶の遺言」──『死にたい』から始まり『生きたい』で終わる。夢見し蟲たちの蠢動の物語。 ・「第二章 : 白闇の祈り蟲」──夢見し蟲たち。その片割れの祈りの物語。

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Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou12/01/2024
  • Current奉還の魔王物語〜魔王と夢見し蟲とロクアス〜