Synopsis
年齢イコール恋人いない歴の青原春斗は、飲み会で散々バカにされたのをきっかけに、異世界マッチングアプリに金を突っ込んでしまう。一回五千円と高額な上にマッチングする相手を選べず、ほとんどマッチングしないことから、巷では【異世界ガチャ】と呼ばれていた。
酔った勢いもあって一万円分をガチャにつぎ込むと、翌日『マッチングしました』という通知がスマホに届く。
異世界簡易ゲートキットを使うと、そこには銀髪の美しい異世界人『リア・スウィーティー』がいた。この世の者とは思えないほどの美貌の持ち主であるが、話してみるとかなり自虐的。まるでエロゲのヒロインのような物言いに、春斗は、
「ああ、見た目はSSRだけど中身はNだ」
と思ってしまう。
そして翌日、まさかの二人目の異世界人が目の前に姿を現す。赤毛で可愛らしい容姿をした異世界人で、これまたSSRの見た目をしている。名前は『リリン・マーズ・フライデー』という。リリンは春斗を前世での恋人と言い放ち、リアから頭のおかしい妄想女というレッテルを貼られてしまう。
「ああ、そうか。異世界は地獄のような場所で帰りたくないから、俺になんとか取り入ろうと思ってるんだよな」
異世界から来た者は、一年以内に結婚をしなければ、異世界に強制送還となる法律があるのだった。つまり、リアかリリンどちらかと結婚をしたとしても、片方は異世界に強制送還となる。
リアかリリンか。もしくはどちらも選ばない選択をするのか。
青原春斗は苦渋の選択を迫られることに。
しかし、リアにもリリンにも秘密があった。リアは異世界を追われていて、自身は封印の鍵だという。リリンは自らを語ろうとしないが、頑なに春斗と前世で恋人だったと言って譲らない。だが、リアとリリンには実はある関係性があったのだ。
異世界ファンタジー×ラブコメの類を見ないラブコメ、ここに開幕。
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