Synopsis

雪の降る日。 予定日より早く産気づいた妻・凛花の出産に立ち会うため、仕事を切り上げて病院へと向かった篤史。 難産の末に生まれてきた子は、かつて不倫相手の女教師の首を絞め、殺人罪で逮捕された父に瓜二つだった。 一年後。 篤史が住むZ市の住宅で、女性教師の絞殺体が発見される。 身近で起こった、父の事件を想起させる殺人。 ますます父に似てくる我が子。 父が迫ってくる足音を必死で振り払おうとする中、まだ口をきけないはずの我が子が、突然話し出す。 「お前はさ、本当に何もできないな」 ※第61回文藝賞落選作品を一部改稿しております。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/05/2024
  • Currentそして、父がくる