Synopsis

浅葉晴市は、大学三年生の夏から秋にかけて、S県藍ヶ崎市を訪れた。 友人の押尾聡に誘われ、フィールドワークに従事することにしたからだ。 浅葉は都内の大学で民俗学を学んでおり、民俗誌(エスノグラフィー)や来年に控えた卒業論文の題材を探しているところだった。 現地入りすると、まずは滞在先を確保し、伝統行事や工芸品に調査対象としての目星を付けていく。 しかしほどなく、浅葉は就寝中に得体の知れない悪夢を視てしまうようになり、日常に忍び寄る不穏さに戦慄を覚えはじめた。 と、そのような折に突然、友人の押尾が死亡したという報せが届く。 しかも信じ難いことに押尾は、ほんの三日前まで浅葉と連絡を取り合っていたにもかかわらず、白骨遺体として発見されたというのだ――…… フィールドワークの中で怪異の謎を追う、民俗学ホラー。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu09/01/2024
  • Current泥の死 -ある未解決事件関係者の手記-