Synopsis

”天帝”の人間宣言により、天帝家に統合されていたニホン人の全神性が解き放たれ国民に再分配された。日の丸の土地に生まれた者ならば、誰もが現人神としての【奇跡】を行使できるようになったその世界で……消えつつあった神代は息を吹き返したのである。  ニホンの軍国主義が終わり、そして世界全体で多種多様な神国主義が産声を上げてからおよそ百年が経過した。  誰もが神としての力を持つこの世界の中で、神裂舞香は不完全なまま生まれた。  ”【奇跡】を持っていない”  ”神から見捨てられている”  持って生まれた者は輝き、持たず生まれてしまった者は闇に押し込められる。  そういう世の中だった、つまんない世の中だった。  だからこそ彼女は、虐げられてきた神裂舞香は心に強く誓った。  「私はいつか【奇跡】を超える女になる。私達は同じだって、手を取り合える人間同士なんだってことを……この手で証明してやるんだ!」  かくして、神裂舞香は立ち上がる。  自分たちは役立たずでも見捨てられた存在でもないことを、己が奮闘を以て証明するために。 ──これは、【奇跡】を持たずに生まれた少女が、日の丸の大地を守護する最強の神に成るまでの物語──

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu10/14/2024
  • Currentクニツカミ