Synopsis
この世には〈憑鬼〉という生き物が存在している。
普通の人が見ることの出来ないその〈憑鬼〉は、人間と契約してその精気を糧にする代わりに、様々な能力を与えることが出来るのだ。
友人たちにお祓いを勧められるほどの超アンラッキー少女、宮之内小桃は、とあるきっかけから自分にも〈憑鬼〉が取り憑いていることを知る。
自分の不運体質はそのせいなのだと知った小桃だが、自分自身には〈憑鬼〉と契約した記憶がまったく無くて――――?
果たして小桃は、記憶を取りもどして、不運体質を脱却することができるのか?
-----------------結末までのネタバレあらすじ(723文字)-----------------
友人たちにお祓いを勧められるほどの超アンラッキー少女、宮之内小桃。
幼い頃からの不運体質に慣れっこになっていた小桃だが、お弁当のハンバーグを失ったショックから、自分がなぜこんなにもツいていないのか、その原因を探ろうとする。
この不運は何かに取り憑かれているせいなのでは?と思った小桃は、友人に紹介された相手に相談に行き、彼からとある秘密を教えられる。
それは、この世には〈憑鬼〉という生き物が存在しているという事実だった。普通の人間が見ることの出来ないその〈憑鬼〉は、契約した相手の精気を糧にする代わりに、様々な能力を与えることが出来るのだ。
小桃は自分でも知らないうちに〈憑鬼〉と契約を交わしていたのだが、そのことを忘れてしまっていた。そのせいで、小桃に憑いている憑鬼も死にかけているのだった。
実は、小桃は過去に負った怪我で死ぬはずの運命にあった。だが、小桃の憑鬼が、小桃にささいな不運を与え、少しずつ「死の運命」と相殺させることで、小桃の死を回避させようとしていた。そのため、小桃の身の回りには常に不運な出来事が起きていたのだ。
憑鬼との契約を思い出し、運命を変える方法を見つけ出さないと、憑鬼が死ぬとともに「死の運命」も回避できなくなり、小桃自身も死んでしまう。いつどんな契約を交わしたのか探ろうとする小桃だったが、小桃から憑鬼を奪おうとする敵によって、無理やり「死の運命」と対峙させられてしまう。
しかし、命の危機に陥った小桃は寸前で記憶を取り戻し、憑鬼の力を手に入れる。憑鬼を助け、自分の体と融合させることで「死の運命」を回避した小桃。不運も幸運も、生きていればこそということを心に刻んだ小桃は、憑鬼と一緒に生きていくことを決意する。
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