Synopsis

しえんとはくせつ。  『僕』は隣で煙草を吸う『君』を見つめる。  警戒心の壊れた猫のようなその目に満足する。  壊れ続けてなお惨めに生きる姿に安心する。  大学卒業まであと三年。20歳まであと少し。ゴールまで指折り数えながら消費される、一切の甘さがない共同生活は、それでも僅かながらの安寧があった。  しかし、『僕』と『君』が逃げ続けたある存在によって崩壊し始める。 2016年に執筆し、某文学賞に投稿、見事落選した小説です。 2016年なので成人は20歳でキャスターが存在します。懐かしいね。 当時の文章で拙いところはあるのですが、個人的に気に入っているので公開させていただきます。 この物語が、誰かの救いとなりますように。

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Kakuyomu
Kakuyomu01/20/2024
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