Synopsis

小さな頃は兄の背中ばかりを追いかけていた。 けれど、背が伸びるにつれて、兄の背中は蜃気楼のように遥か彼方へと遠のいていき、やがては言葉を交わすことさえもなくなっていた。 そして、兄が大学受験を控えた高校最後の春。 いつもとは違う家路を辿っていた最中、並木道の傍らに咲く一本の桜の樹枝で、強かに囀る一匹のすずめの雛を目にした。 その出会いが俺の、俺たちの人生をほんの少し変えるきっかけとなったことを、俺は一生忘れないだろう。 アルファポリス、小説家になろう様にも、投稿しております。

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Kakuyomu
Kakuyomu07/12/2024
  • Currentすずめの雛と兄貴の旅立ち