Synopsis
俺は【絶望クロニクル】、通称ゼックロというRPGゲームが好きだった。
主人公以外のすべてのメインキャラが死に、最後は主人公とラスボスのタイマン勝負になる作品で彼らの奮闘に涙した。だが俺は同時に思った。死なないでくれ、誰もが幸せになれるハッピーエンドを望んでしまう。
そんなある日、俺は愛するゼックロの悪役貴族に転生していた。こいつは魔法の才能溢れ、最初は強敵として立ちはだかるも、中盤では真の力に覚醒した主人公たちに負けて死ぬという哀れな最期を迎えるキャラだ。
普通なら主人公たちとかかわらず死亡フラグを回避するところだろう。
だが俺は思う、主人公たちを助けたい。俺は死んでもいい、どうなってもいい。彼らの代わりに死んでもいい、その代わり主人公たちよ、メインキャラたちよ、お前らだけは生きてくれ。
※※ 著者紹介 ※※
鏡銀鉢(かがみ・ぎんぱち)
2012年、『地球唯一の男』で第8回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞、同作を『忘却の軍神と装甲戦姫』と改題しデビュー。
他の著作に、『独立学園国家の召喚術科生』『俺たちは空気が読めない』『平社員は大金が欲しい』『無双で無敵の規格外魔法使い』
スニーカー文庫より『スクール下克上』
電撃文庫より『僕らは英雄になれるのだろうか』
テラーノベルより『社畜人生からの異世界転生無双が暗黒大陸に追放された』
オーバーラップ文庫より『追放転生貴族とハズレゴーレムの異世界無双』がある。
Serialization Info
Web Novel