Synopsis

乙幡叶歌(おとはたかのか)。論じることが馬鹿らしくなるほどの美の化身。高校時代、そんな彼女の左隣が、境雛人(さかいひなと)の立ち位置だった。 『しばらく、左側歩いてよ』  乞われるままに、従順に。その役割を全うする過程で得た多くの経験と思い出を携えて立つ、人生の分岐路。 『今から合格祝いしよーぜ!』 『大学生になるのなんてやめてさあ、ここで楽器として生きない?』 『…………うん。寂しい』  今でも考える。あのとき、どうすればよかったのか。どうするのが正解だったのか。      傷心を胸に振り返る、コミュニティクラッシャーたちの敗戦処理譚。おしまいおしまい。

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Kakuyomu
Kakuyomu10/01/2022
  • Current乙幡叶歌の左側