Synopsis

冬の海など、嫌いだった。海は死骸の臭いがするから。 失恋した私は、海に来た。なくした恋を捨てるつもりだった。 砂浜に埋もれた空き缶から、声がして、それに応えるうちに、私は考える。 捨てたかったのは、恋か私か。 そう、寂しかったのだ。冬の海のように。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu11/15/2020
  • Current海に還る