Synopsis

※重大なネタバレを含みます。 主人公の森峰蓮は、高校の合格発表日に友人の空閑大翔と喧嘩別れしてしまうが、置き土産に木箱を貰い、木箱と縁がありそうな文芸部に入部を決める。 始業式の日、担任兼顧問の出雲美咲先生に勧誘されるまま部室へ向かうと、ヒロインの海野陽葵と出会い、木箱もとい秘密箱を託すことになる。 しかし、海野から秘密箱を返され、手掛かりは消える。森峰は日々執筆と感想を純粋に楽しみながら、この場にいない大翔を想う。 そんなある日、海野の小説をもとに部室を調べてみると、最新刊から大翔の暗号で書かれた海野の暗号文が見つかる。 海野から謝罪されるが、森峰は暗号文の裏紙に書かれた大翔の口止めで納得し、自ら秘密箱を解くことを決意する。 部活終わりに出雲先生が現れ、皆既月食の合宿に二人は参加表明する。 翌日、秘密箱の難解さを前に森峰は鬱々とした小説を書くも海野に励まされる。そんな帰り道の別れ際、海野から「普通が一番と言う人の望み」を問われ、直感で「遠回しな嫌味」と答えてしまう。 森峰は土日になんとか秘密箱を開け、中身の手紙に安堵する。一方で、別れ際の海野の様子が気になり出す。 月曜、海野は放心して執筆を断念する。また、感想からは「理想的に普通」という決まり文句が無くなる。 翌日から海野に聞いた御題で物語を執筆していくが、海野の心には届かない。 森峰は国語科準備室を訪れ、出雲先生からアドバイスを貰う。 合宿前の最後の放課後、海野の笑顔を御題に、笑顔に救われた話を執筆。海野は親の笑顔が見たかったことに気づく。別れ際、海野の様子に一抹の不安を覚える。 合宿当日の待機中、海野の作品には心中を予感させる展開があると気づく。 海野家に向かいながら最悪の状況を否定するも、灯りのない家に血の気が引く。 即席の酸素ボンベで異常に暑い家に入り、なんとか二人を連れ出す。 合宿が中止された翌日、出雲先生の計らいで、感謝を述べにきた海野と森峰は4月の満月を観測する。

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Kakuyomu
Kakuyomu03/05/2024
  • Current『箱と文と月』