Synopsis

齢六十八にして、お茶を習うことになった。事のはじまりは、今から二十年以上遡るのだが、当時、私の担当編集者の女性と、還暦を過ぎたとき、自分たちはどうしているかといった話をしていた。私は、 「いつまで仕事をいただけるかわからないけれど、仕事があればずっと続けていると思いますけどね」 といった。私よりも二歳年上の彼女は、 「私はお茶の先生ができればいいなと考えているのですけれど」 というので、 「そうなったら、私もお弟子になる」 といったのである。 (本文より)

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Booklive03/25/2024
  • Current老いてお茶を習う