Synopsis

18回目の誕生日。その日は僕が生贄となる日だった。 村に災いが訪れぬよう、毎年、滝つぼに棲むというバケモノに生贄を差し出す。生贄の印の飾りをつけられ白い布に包まれ、滝へ張り出した岩に置かれると、僕はようやく死ねるとため息をついた。抵抗もかなわず死を迎える人生。僕はやっと解放される。後はバケモノが訪れるだけと思ったその時、何者かの気配がした。 ――――死を覚悟した一夜。僕に待つのは死か、それとも朝の光か。

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Kakuyomu
Kakuyomu02/10/2022
  • Current月さえも眠る夜