Synopsis
わたしは責任をとって、駆け落ち相手が殺した弟の死体を埋めることにした。――ミロクが駆け落ちを幇助した姉を訪れたのは駆け落ちからちょうど二年後のこと、暴風雨が吹き荒れる日のことだった。姉カユリは駆け落ち相手のシバエと協力しミロクを介抱する。それが誤りだったとは、昔語りに話を弾ませていたとき。彼の受け答えがだんだんと狂気を帯び始め、ついに両親が死んだことを打ち明ける瞬間まで、わからなかった。彼は笑いながら、凄惨な二年間を姉に告げる。(カクヨムにも掲載しています)
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