Synopsis
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生まれながらにして奇妙な体質を持った主人公、相羽直孝(17)。
それは「そこに存在しているだけで人から恨まれる」という実に厄介なものだった。
家でも学校でも居場所のない相羽だったが、ある日突然クラスメイト共々異世界に転移させられてしまう。
転移した先はなんと兵士と魔獣がぶつかり合う戦場。
転移直後にいきなり魔獣達に襲われ、次々と殺されていくクラスメイト達。
運よく生き延びた相羽はクラスメイトと共に安全なはずの王都へ向かい国王と王女に謁見したのだが、今度は「魔獣率いる魔族軍を撃退してほしい」との要請を受ける。
国王の要請を断れば「難民地区送り」という劣悪な生活環境が待っていた。
相羽は魔族討伐に参加する事を決意すると、大聖堂で異世界の神からシーフの職業と能力を授かる事になる。
しかし、魔族討伐の為に士官学校で訓練を――と思いきや「シーフは士官学校へ入学出来ない」と爪弾きにされてしまう。
元の世界でも異世界でも理不尽な目に遭う相羽だったが、そこで運よく亡国の王女に拾われて彼女の屋敷で働き始める事になる。
更に相羽は亡国の王女からこの異世界に存在する「三種の神器」の内の一つを授かり、その神器の力を使ってシーフにしか入れない迷宮に潜る事になる。
迷宮で一人、地道にモンスターと戦いシーフとしてレベルアップしていく相羽。
そんな彼を突き動かす原動力は「亡国の復活」という大きな目標である。
クラスメイトのギャルやクラス委員長、屋敷の変人メイドや軍隊所属の魔法士らと交流する中で、徐々に生まれ持った体質を克服していく相羽。
そんな彼はやがて魔族軍を圧倒し、国家の行く末をも左右する「世界のバランスブレイカー」と呼ばれるまでに成長する。
「はぁ? 世界とか興味ねえよ。俺はただのコソ泥だからな」
これは、転生もない、魔法学院もない、パーティーも組まない、ギルドもなければ冒険者もいない異世界で相羽直孝がシーフとして生き抜く物語である。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。また、作中に未成年者の飲酒シーンが含まれていますが、小説上の演出となっており、違法行為等を助長するものではありません。
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