Synopsis

重心を少し後ろに寄せ、後ろ足に力をためて伸びあがるように跳ぶ。それはまるで、力を溜められていた弾性体が急激に変形、地面を押して飛んだかのよう。  美しい放物線を描きながら飛ぶ猫を見上げながら思った。 「ああ、夏だな」と。 あの日、猫を探してくたびれた日も、今日と同じように暑かった。

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Kakuyomu
Kakuyomu01/21/2024
  • Current猫よ、猫よ!