Synopsis

坂部有為はしがない司書だ。  夢を見て、挫折し、それでも物語にかみついて離れなかった女は、一冊の絵本と出会って再び歩き出す。 『まおうさまはあいをつげる』  その絵本の内容を、有為は知っていた。その作者を、有為は知っていた。  何しろ「みそらあお」は、有為の古い親友なのだから。  幼いころ、二人は顔を寄せ合って物語を作った。  クレヨンを手に激論を交わし、いくつもの自由帳に大作をかき上げた。  その時間は、親友の突然の引っ越しで終わって。  その続きに今、有為は手を伸ばす。

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Kakuyomu
Kakuyomu01/19/2024
  • Current君と綴る物語