Synopsis

「うちの上部って、けっこうお固いじゃない?」 「まぁ、国家組織じゃからのぉ」  最後の一口を吸い終わった甲斐が、携帯灰皿で煙草の火をもみ消す。 「皆が暴れ回るたびに、書類の量が増えるんだよね……」  内閣府直属の秘密組織、それがこの探偵局である。国家公安委員会に並ぶ内閣府の外局ではあるものの、秘密組織であるが故に呼称などなく、単に『探偵局』と呼ばれることが多い。所属探偵は全員が陰陽師であることから、その存在を知る者の中には『陰陽寮』などと呼ぶ者も居る。この地に在っては、然もありなんと言ったところか。

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Kakuyomu
Kakuyomu03/07/2024
  • Current住宅展示場で朝食を~陰陽師探偵:その02