Synopsis

この匂いは……まさか。 カリーナ・ブランシェット伯爵令嬢は王立魔法学園に通う普通の学生だった……ただ一つ、犬並みに鼻が利くことを除けば。 ある日の午後、廊下ですれ違った時、彼女は婚約者から二つの香水の匂いを嗅ぎ取った。 「一つは今話題の恋人との時間につけると良いといわれる男性向け香水。もう一つはあのリリーさんがよくつけている香水」 それは婚約者が平民出身の特待生と浮気していることの証拠だった。 「婚約破棄の手続きってどうすればいいの?」 しかし恋や愛などない政略結婚相手ということで、色恋に興味がなく平和主義な彼女は普通に白紙にしようとする。 そんなことを相談された婚約者であるエリック様の弟、アーサーはある提案をした。 「こちらの証拠集めや断罪を手伝ってくれれば、我が家のパティシエのスイーツを献上しよう」 どうせ家名が落ちるなら廃嫡に追い込もうとカリーナに協力を仰ぐことにしたのだった。 恋より食い気のカリーナは言いくるめられてしまい、二人は証拠集めをすることになる。 「俺は姉だと思ったことはない」 無事に婚約破棄をした後……。

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Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou03/05/2024
  • Current【短編】鼻が利くので浮気もお菓子も匂いでわかります〜婚約破棄したら未来の義弟君に長年の片思いを告白されたのですが〜