Synopsis

満月の夜、黒猫のムギさんと散歩をしていた僕は、オレンジの手袋が落ちているのを見つけた。 その手袋を拾い上げようとすると、ムギさんが僕を止めた。 「まあ、少し待ってみようよ。あの手袋はひょっとしたら猫の手袋かもしれないのだから」 「猫の手袋? なにそれ」 「見ていれば分かるよ。ほら」 ムギさんの見つめる先を僕も見つめる。 そこに落ちている手袋がもぞり、と動いたかと思うと、にょろりと何かが出てきた。 何かというか、しっぽが。

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Kakuyomu
Kakuyomu02/26/2024
  • Currentムギさんと猫の🧤