Synopsis

カップ麺は時間効率と値段が気に入っているから食べている。うまいと思ったことはない。強いて言えば茹で上がりまでの五分間に休憩できることが気に入っている。 でも、思い出したんだ。 その五分が待ちきれなかったころのこと。長らく帰っていない実家のこと。忘れていた二十年前の、なんでもない日に食べた、赤いきつねのことを。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu11/20/2021
  • Current二十年と五分間