Synopsis

雅な宮殿の近くに、一つだけ質素な殿舎がある。 『九訳殿』と呼ばれるこの殿舎は、先々代の皇帝によって後宮と外界を繋ぐ門の傍に建てられた。 ここに寝泊まりしている女が一人。 彼女は後宮の女ではない。文官でありながら、後宮への出入りを許されている。 彼女は九訳(くやく)士。 宮廷に仕える通訳である。 普段は遠方からの使者との会話を仲介しているが―― 時には、異語で書かれた秘密を暴くこともある。

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Kakuyomu
Kakuyomu12/16/2023
  • Current九訳士と後宮の生華