Synopsis

俺は今、自らの婚約破棄に対して反撃を行っている最中だ。
「な、何をなさるんですの!?」
「やめて!」
「悪事に手を染めるなんて……最低ですわ!」
などと、悪役令嬢が騒ぎ出す。
……どうやらこの女は、俺が不正義を行う人間だと思っているらしい。
まあ仕方ないよな。これまでそういう風に見せてきたんだし……。
そんな悪役令嬢を見かねたのか、騎士団長が止めに入った。
ちなみに彼は俺の味方だ。
「おい、そこまでだ!いい加減にしないか!」
そう言って俺を羽交い絞めにする騎士団長。
しかし俺はそれに逆らって暴れ続けた。
「はなせ!俺は何も悪いことなんてしてないだろ!?」
俺がそう言うと、悪役令嬢は勝ち誇ったような笑みを浮かべてこう言った。
「貴方は既に罪を犯したのですわ!」
その言葉を聞いて、思わずキレそうになる俺。
「はあ!?なんで俺が罪に問われるんだよ?」
「貴方が手を出した女性は、全員私の味方ですのよ!?」
そう言って悪役令嬢は勝ち誇ったような笑みを浮かべた。
「ああ、なるほど……。そういう作戦だったのか」
俺は彼女のやり方に感心していた。
いや、本当にすごいよ。そんなところまで考えつくなんて……。
俺なんかとは大違いだ。
「そうかそうか……よし!じゃあ俺もその作戦使わせてもらうわ!」

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Alphapolis
Alphapolis12/17/2023
  • Current悪役令嬢に断罪されているけれど、やり返すことにしました