Synopsis
小学校で飼育委員を務める少年は、放課後に兎の世話をしていた。ある日、飼育委員の上級生が、一番小柄で人懐こい兎とある『遊び』をしようと提案する。
しかし、夏場の気温の高さもあり、遊びの影響で数日後に兎は死んでしまった。全校朝礼の場で校長の口からそれを知った少年は、うつむいて青ざめる。兎が死んだのは自分のせいではない、と。飼育委員の同級生女子が、朝礼後に少年を「最低」と非難する。
その日の夜、真っ暗な部屋で布団に入るものの、なかなか寝つけない少年。その時、冷たい舌が手の指をぺろぺろと舐める感触がして驚く。間違いなく、死んだ兎の舐め方だった。
少年は慌てて飛び起きようとするが、身体はびくともせず、声も出せない。指を舐めていた舌が離れ、次は耳朶を鋭い歯が思い切り噛み、かじる。何度も何度も、繰り返し。少年の口からは、悲鳴の代わりに荒い呼吸ばかりが漏れ、助けも呼べないまま夜が過ぎていく。
そして翌朝、兎の死に関わった飼育委員の生徒3名が、自宅で変死を遂げたのだった。
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