Synopsis
【梗概】
紫乃は、生まれながらの奴婢(奴隷)である。
歳は十七、琉斌国に滅ぼされた隣国の神葛の出身だった。
十一の時に琉斌の王族である氷雨に買われ、下女として仕えていた。
氷雨は紫乃に情けをかけつつも、母の身分が低いゆえに皇女・艶夜との結婚を望む。
艶夜は琉斌国皇王を父、神葛の女王・伊邪夜を母に持ち、国一番の美貌と鶯舌(美声)の持ち主だった。
彼女は鶯舌を保つために、とある物を好んで食べていた。
切りとったばかりの、新鮮な人間の舌である。
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