Synopsis

私はいつものように目覚めた。  軽くあくびをし、のびをして、いつものように珈琲を入れた。  珈琲を飲みながら新聞を読み始めた。  今日も世界はくだらないニュースで溢れている。  そこでふと気がついた。  私は誰だ?  まったく記憶がない。  名前も職業も年齢も……。  そこでさらに気がついた。  私はどんな顔をしている?  まったく思い出せなかった。  周囲を見渡した。  鏡がない。少しでも自分を映すようなガラスもない。  まるで入念にとりのぞかれたように。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu12/23/2023
  • Current【ショートストーリー】無貌