Synopsis
「これで5体目か…」
とある連続殺人事件の遺体解剖を担当した山田医師は、ため息をついた。胃からカプセルが検出され、その中には5ミリ角の小さな紙が入っている、というのがお決まりだ。これまでに見つかった4枚の紙には、それぞれアルファベットが印字されている。
山田医師は、薄々勘づいていた。このアルファベットが、何を意味しているのかを。そして、あと2人誰かが殺されることを。
全ての文字を並べ替えると、山田医師だけが知る「ある人の名前」となるはずだ。
それは、絶望へのパスワードなのだった。
Serialization Info
Web Novel