Synopsis
あらすじ 「30歳になっても独身だったら、結婚しようぜ」 今となっては遠い昔の戯言。しかし最近、ふと思い出すことが多い。 長内杏は夫の凌介と幸せな生活を送っている。優しく明るくユーモアのある夫に不満などない。子供はなかなか授からないが、それで2人の仲が険悪になったりもしない。穏やかで満ち足りた暮らし。それがずっと続いていくと信じていた。 そんな平和なある日、杏の元に一通のメッセージが届く。それは高校時代の友人の結婚式への招待状であった。 喜んで出席した杏はそのおめでたい席で多くの友人たちと再会をする。そこには卒業以来会っていなかった男友達の御影徹志も出席していた。久しぶりの再会にはしゃいでいた杏に、徹志は「幸せなの?」と問いかけた。「幸せだよ」と返した杏に徹志は笑いかける。その表情に、杏は一気に青春時代を思い出す。杏は徹志ことを憎からず想っていたのだ。 人は罪と知りながら罪を犯す。全てを失うと分かっていても。 登場人物 長内(塚原)杏 おさない(つかはら)あん 32歳 凌介との結婚を機に退職 今はパン屋で働いている 御影徹志 みかげてつし 杏の高校の同級生で仲の良い友達だった 2人で言い合いばかりしていて、周りからは「付き合わないの?」と冷やかされていた程 サラリーマン、独身 長内凌介 おさないりょうすけ 杏の夫 杏とは仕事関係で知り合う
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