Synopsis
「出て行きたいのなら好きにすればいい。ここにいる誰も君を止めたりはしない」
自信ありげにそう言葉を放ったのは、この地を統べる主であるメスティアだ。婚約者であるニーアを冷遇し、妹のマリアや幼馴染のフィーレにばかり執着しているところをつかれた彼は、ニーアに対してそう言い放った。しかしこの言葉は、彼女の言葉を本気にしていなかったからこそで、はったりに違いないと彼は確信していた。
「そうですか。主様は私の事をその程度にしか思っていないのですね…」
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