Synopsis

エムスタル校に春が来た。 春は出会いと別れの季節。芽吹き、そして良くも悪くも行動を起こす時。 街で不審者が捕まったというニュースもチラホラと。 そして、この学園内にも大それたことをしでかす者がいた。 彼の名はハミントン。 小柄で内気。スポーツや勉強など優れた部分、特筆すべき点はない。 しかし彼は今、この学園の誰よりも高みにいる。 それもそのはず。彼が立つ場所はこの学園の時計塔、その文字盤の前だからである。 一応、補足しておくと我らが学園の安全性は信頼に足るものであり 時計塔の入り口は鍵が掛けられている。 新入生は学校見学の際、その中に入り 遥か上まで続く階段を見上げることができるが それ以降は立ち入る機会はないといっていいだろう。 ではなぜ彼は今、時計塔の上にいる?

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Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou08/10/2023
  • Currentハミントンの黙劇