Synopsis
祖母は森を守っていた。
その森はお墓だった。
祖母は自分を墓守りだと言った。
森にはお墓なんかなくて、本当にただの森なのに。
そんなある日、祖母が息を引き取った。
墓守りを次に渡す前に。
「……私がやるよ」
次の墓守りを誰がやるか。
親戚一同が自分だけはと回避するなか、気付いたら私は声をあげていた。
かくして、私は高校生にして祖母が守った墓守りを継ぐことになるのだった。
物語の始まりの始まり。
何もないそこに何かを。不思議は不思議なままで。
そんなお話。
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