Synopsis

「王子、アクアスを追放し、後任となる者の選定が決定いたしました」

 透き通る声でそう私に告げてくるのは、私が最も信頼する部下であるオーガだ。

「そうか、ようやく決まったか。それで、その者は私にどのような快楽をもたらしてくれるのかな?」

 アクアスなど全く役に立たない女であった。この私が直接にベッドに誘ってやっているというのに、それは自分の仕事ではないなどと言って拒否をするような女だった。王子であること私の佐宗を拒否するような下劣で愚かな女など、ここには必要ない。

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