Synopsis
幼い頃から、幽霊や妖怪、神様は当たり前にいるもので、会話したり触ったりできることは普通だった。ただそれは、両親が言うには普通のことではないらしい。 それらすべては幻聴や幻覚で、幽霊や妖怪はもとより、神様なんて存在しないらしい。統合失調症に近いものと幼い頃に言われたけれど、ともかく、この世に彼らが存在しないことは確実なのだと教わった。 それでも相変わらず彼らは見えるし、普通に話せる。けれどそれを周囲に話すことはしなくなった。 たった一人、大学入学の春に出会った彼女を除いては。
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